フォーカシングは、クライアント中心療法(Client-Centered Therapy)を創始したアメリカの臨床心理学者 カール・ロジャース(Carl R. Rogers 1902- 1987)の弟子であり、共同研究者であったアメリカの哲学者、臨床心理学者であるユージン・ジェンドリン(Eugene T. Gendlin 1926- )が、クライアント中心療法の中から体系化したメソッドです。
フォーカシングとは、「ある感情(問題)」について考えたときの、体の中で感じる体の違和感に注意を向ける<フォーカスする>という単純なものです。
ある感情(問題)を体の一部に局在化することで感情を外在化することができるのです。
この体の中に見つける違和感をフォーカシングではフエルトセンスと呼び、とても大事に扱います。フォーカサー(クライエント)は、セラピストの誘導のもと、体の中に注意を払い、見つけ出したフエルトセンスと内的会話をするという体験をとおして、問題についての新しい見解、気が付いていなかった感情に気が付いていきます。
自分の悩みや問題を言葉にするのが苦手でも大丈夫です。少しも心配要りません。あなたの抱えている悩みや問題が体のどこで感じられているのか内面にフォーカスしフエルトセンスを探し出してあげ、その体の一部と対話する事で、感情を認め、感じきり、受け入れる事が出来るようになることが大いに期待できます。
あなたのその苦しみは、体のどこで感じるのでしょうか?喉?胸?お腹?あなたの体のどの辺りが、あなたの注意を求めているのでしょう。「私の注意を求めているのは誰?」心の耳をすましてください。あなたに、気がついて欲しいと強く願っている自分自身の心の声に近づけるはずです。
そして、何より素晴らしいのは、フォーカシングは、コツさえ掴めばセラピストが側にいなくても、いつでもどこでも必要な時に自分で出来ようになれるワークなのです。 「ココロのまきば」では、フォーカシングのワークを体験なさった上で、「ひとりでフォーカシングができるようになりたい」とご希望の方には、ご予約の時間を使って、ご自分でフォーカシングをできるようにアドバイスいたします。(時間の延長が必要なときのみ時間延長料金を頂戴しますが、アドバイス料は頂きません。)
こんな人におススメします
*「嬉しくて心がウキウキする」とか、「不安と心配で心がズシンと重い」とか「怒りで心がカッカと燃える」などなど、心の持つ表情に体感覚が伴うことに共感できる方。
*電車に乗ったり、人ごみに出掛けることに戸惑いがあり、実際に行うと息苦しくなるような不安な気持になる人。
*体のどこかに不調があり痛みや辛さを感じるのに、検診や専門医を訪ねてみても異常はなく、精神的なものだと言われてしまった人。
*カウンセリングで、自分のことを話すのが苦手。上手く話す自信がない。